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海外2026-09-27

中国キングネットが2億9800万ドルを出資──韓国ウィメイドの筆頭株主となるコンソーシアムに参画、総額は6億8400万ドル

中国のゲーム開発会社Kingnet Network(愷英網絡)が、韓国のパブリッシャーWemade(ウィメイド)の筆頭株主となる予定のコンソーシアムに、2億9800万ドルを出資する計画を明らかにしました。The Korean Heraldの報道によれば、長年の法廷闘争の相手だった両社が、中国市場での事業拡大に向けた提携関係へと転じる形になります。

深圳証券取引所への届け出によると、Kingnetの完全子会社である香港のCypress Technology HKが、Neosphereの株式49%を取得し、増資という形で同社へ約2億9800万ドルを注入します。現在Neosphereを保有するNexpulseは、最低でも3億1020万ドルを拠出し、51%の持ち分を維持します。

Neosphereは香港のShengsong Investmentを通じてNeoPulseを間接的に支配しています。NeoPulseは現在Wemade株の0.92%を保有しており、今年6月には同社会長のPark Kwan-ho氏から、さらに39.33%の株式を約6億8400万ドルで取得することで合意していました。残る支払いと当局の承認手続きは、10月30日までに進められる予定です。

この出資により、『The Legend of Mir(ミール伝説)』のロイヤリティをめぐって長く争ってきたWemadeとKingnetが、同じ陣営に立つことになります。両社は今年に入って、韓国・中国・シンガポールで続いていた紛争を解決する合意に達していました。取引が完了した後、コンソーシアムは中国およびその他の海外市場において、Wemadeのパブリッシングと中核IPのライセンス機会を拡大する計画だとしています。

個人開発者の視点で見ておきたいのは、係争相手が資本関係に転じるという構図そのものです。IPのロイヤリティ紛争は、勝ち負けで終わるとは限りません。中国市場で自社IPを展開したい韓国企業と、実績あるIPの中国側の運用権を確保したい中国企業の利害が一致すれば、訴訟は取引の前段階として機能します。IPを他社にライセンスする契約を結ぶとき、契約違反時の落としどころが「賠償」だけでなく「資本参加」にもなり得ることは、規模が小さくても頭に入れておく価値があります。

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