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開発者の目2026-09-26

Steam Deckで伸びるジャンルは何か──「過半をDeckで遊んだ」レビュー比率の首位は『UFO 50』の19.2%、全体中央値は0.55%

GameDiscoverCoが、Steam Deckで実際に遊ばれているゲームを1年ぶりに調べ直しました。ValveのSteamOS搭載携帯PCについて、どんな作品が向いているのかをデータから見ています。

まず本体の規模です。公式の販売台数は公表されていないため第三者の推計になりますが、同社は累計600万台から800万台程度と見ています。前年の推計は500万台から700万台でした。Switch 2の2300万台出荷と比べれば小さな数字であり、既存のSteamユーザーが外でも遊びたいときに選ぶプラットフォーム、という位置づけです。

遊ばれている作品を見る手段は2つあります。1つはValveが公式に出しているSteam Deckの「Top Played」チャートです。直近12か月では、2026年3月に発売されたばかりのローグライクデッキビルダー『Slay The Spire 2』が1位に入りました。同社のデータでは推定プレイ時間の中央値が50時間に達しており、これが上位に来た理由だと見られています。以下、ARPGの『Hades II』が2位、ローグライト系の『Megabonk』が4位、『Ball X Pit』が9位、『Stardew Valley』『Balatro』も引き続きトップ10入りしています。一方で、『Baldur's Gate 3』(5位)、『Palworld』(7位)、『Cyberpunk 2077』(11位)など、必ずしも携帯機向きとは言えない作品も並んでいます。

もう1つが、Steam全体の中でDeckへの関心を外から測れる唯一の指標、「レビューの何%が、プレイ時間の過半をDeckで遊んだ人によるものか」という比率です。同社は生涯売上100万ドル超かつDeckレビュー100件超の作品を対象に集計しました。

最上位はおよそ19%です。1位は「架空のゲームプラットフォーム」を丸ごと再現したコンピレーション『UFO 50』で19.2%。2位『Minishoot Adventures』、3位『Dungeons Of Hinterberg』と続き、この上位3本は昨年と同じ顔ぶれです。新しくトップ5に入ったのは『Mina The Hollower』(13.7%)と『Rogue Prince Of Persia』(13.5%)でした。トップ10には、吸血鬼の生活シム『Moonlight Peaks』(10位・12%)やナラティブRPG『Bloomtown』も入っています。11位から30位には『Discounty』『Caravan SandWitch』などが並びました。

同社が今年新たに調べたのが、Steamのジャンルタグごとの「過半をDeckで遊んだ」レビュー比率の中央値です。全タグの中央値はわずか0.55%でした。これに対して比率が高いタグは、2Dプラットフォーマーが2.3%、ローグライクデッキビルダーとメトロイドヴァニアがそれぞれ2%、ブーマーシューターが1.7%、JRPGとファーミングシムがともに1.5%です。短い時間で切り上げやすい、いわゆる「つまんで遊べる」ジャンルが上位に来ています。

小規模開発者にとって実用的な示唆は、Deckでの強さがSwitchでの強さとおおむね連動する点です。同社は、Deck比率が高い作品はNintendo Switchでも相応に売れる傾向があり、逆にXboxやPlayStationとの相関は弱いと指摘しています。実際に、Steamで5万本、Switchでさらに5万本という規模の例が複数見つかったとしています。数百万本級の話ではありませんが、ドット絵やコージー系の小規模タイトルにとって、Steam DeckとSwitchの両方を狙うのは現実的なマルチプラットフォーム戦略だということです。

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月蝕綺譚 -Luna Occulta- PR 月蝕綺譚 -Luna Occulta- 喰われた月の下で、逢いましょう。放置系・和風ダークファンタジーRPG