仏パブリッシャーDear Villagersが約15人の削減を認める──親会社Plug In Digitalの再編で20人体制から縮小、QA部門はほぼ全員が対象
『Caravan SandWitch』や『The Forgotten City』のパブリッシャーとして知られるフランスのDear Villagersが、およそ15人の人員削減を行ったことを認めました。同社は、親会社であるPlug In Digitalが事業の再編を選んだことで、規模の縮小を迫られたと説明しています。
Dear Villagersのウェブサイトの記載によれば、削減が認められる直前の従業員数は20人でした。同社はGame Developerに対し、今後もゲームのパブリッシングと製作を続ける意向だと答えています。
広報担当者のコメントは次のとおりです。「Plug In Digitalは現在、数年にわたって特に厳しい状況が続く業界の中で、事業の再編を進めています。この文脈において、人員削減計画が実際に開始され、およそ15のポジションが影響を受けます(手続きが進行中のため、最終的な数字を報告することはできません)」
「この決定は当然ながら難しいものです。会社の成長に大きく貢献してくれた従業員とチームに影響するからです。しかし、ビデオゲーム市場の特に急速な変化と、この分野の新しい経済的現実に組織を適応させるためには、必要な決定でもあります」
影響を受けた社員たちのLinkedIn投稿からは、チームの大半が削減対象となったことが確認できます。とくにQA部門については、ほぼ全員が対象になったとされています。
個人開発者にとっての意味は、パブリッシャーを頼る前提の点検にあります。インディー向けのパブリッシャーに期待するのは、資金だけではありません。QA、ローカライズ、ストア対応、広報といった手間を引き受けてもらうことが大きな価値です。その人手が20人から5人前後になれば、契約書に書かれた支援内容が同じでも、実際に受けられる中身は変わります。契約前に「誰が何人で担当するのか」を確認し、QAのように外注でも回せる部分は自分で手当てできる道を残しておくのが安全です。この一件は、市場の厳しさがタイトル側だけでなく、支える側の体制にも及んでいることを示しています。
▶ この回の放送を見る(5:13)- きょうのSteamきょうのSteam同時接続トップ5(2026年9月22日)
PR
月蝕綺譚 -Luna Occulta-
喰われた月の下で、逢いましょう。放置系・和風ダークファンタジーRPG