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海外2026-09-17

『MindsEye』開発元Build a Rocket Boy、新たな人員削減を経て閉鎖の報道──5年で550人まで拡大した体制

『MindsEye』を手掛けたスコットランドのスタジオ、Build a Rocket Boy(BARB)が事業を終息させつつあると報じられました。同スタジオの複数の従業員がソーシャルメディア上で相次いで別れの投稿を行っていることが根拠です。

LinkedInでは、この24時間のあいだに開発者たちが次々と退職を表明しました。採用とHR運用を担当していた人物は、求職中を示す「#OpenForWork」の緑のバナーを同僚とともに掲げると投稿。「BARBでの5年弱、実に濃い道のりでした。社内リクルートチームの最初の一人として入り、短期間でスタジオを200人から550人にしました」と振り返り、HR部門として「最後までBARBを見届け、後片付けを手伝う」と記しています。

リード3Dウェポン/プロップアーティストは「残念ながら、Build a Rocket Boyの他の同僚たちと同様に、私も人員整理に直面しており、新しい機会を探しています」と投稿。UGC担当のテクニカルレベルデザイナーも「BARBの他の人たちと同じく、また緑のバナーを掲げることになりました」と述べました。事情を知る関係者の話として、同スタジオが恒久的に閉鎖されると報じられていますが、スタジオ側は人員削減も閉鎖も公式には認めていません。

BARBは『MindsEye』の開発期間中から、そして2025年6月の発売以降も混乱が続いていました。100人近い開発者が経営の機能不全を訴える申し立てに署名し、法的請求に踏み切った者もいます。複数回の人員削減が行われる一方、スタジオ側は不振の原因を外部要因に求める説明を行っていました。今年に入ってからは『ヒットマン』のIO Interactive傘下であるIOI Partnersが同作のパブリッシングを引き継いでいます。また、業務用端末への監視ソフト導入をめぐるデータプライバシー侵害の申し立てを受け、IWGB Game Workers Unionによる法的措置とエディンバラのオフィス前での抗議も起きていました。

個人開発者が受け止めるべきは、規模が保険にならないという点です。5年で200人から550人へ拡大した体制は、単一の大型タイトルに賭ける構造でもありました。人員が増えれば月々の固定費は積み上がり、発売が一度つまずいたときに回復までもちこたえる期間はかえって短くなります。小さく作り、複数の収益源を持ち、発売後も手を入れ続けられる構造をとることは、消極的な選択ではなく、事業継続の設計そのものです。

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