Roblox、作品を単体アプリとして外部配信できる「Roblox Everywhere」構想を発表
Robloxは開発者向けカンファレンス「Roblox Developers Conference(RDC)2026」の基調講演で、プラットフォームの今後の方向性を明らかにしました。中心となるのが、Roblox上で作られたゲームをRobloxの外でも遊べるようにする「Roblox Everywhere」構想です。
この構想により、クリエイターは自分の作品をモバイル、PC、コンソール向けの単体アプリとして配信できるようになります。ブラウザ対応も進み、2026年内にはゲームの詳細ページからChromeでそのままプレイできるようになる予定です。アプリのインストールは不要となります。
オフラインのソロプレイにも対応します。オンラインのマルチプレイと並行してオフライン動作を有効にできる仕組みで、正式提供は2027年半ばの予定です。エンジン側では平行投影カメラやスプライトシートの直接読み込みが追加され、2Dやカジュアル系のタイトルも作りやすくなります。
収益面ではクリエイター向け金融機能「Roblox Wallet」が発表されました。Airwallex USが提供し、2026年内にアメリカ在住で18歳以上の条件を満たす個人クリエイターから提供が始まります。支払いは毎営業日、現実の通貨で行われます。「Roblox Card」の提供は2027年の予定です。なお、クリエイターへの支払総額は2013年以降の累計で50億ドルを超え、直近12か月では約17億ドルに達しています。
個人開発者にとって、この発表の意味は小さくありません。これまでRobloxで作った作品はRobloxというプラットフォームの内側でしか成立しませんでした。作ったものを外に持ち出せるのであれば、制作ツールとしてRobloxを選ぶ理由は一段強くなります。一方で、外部配信に踏み出せば、ストアでの発見性やユーザー獲得といった、Robloxの内側では意識せずに済んだ課題にも向き合うことになります。
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