10月6日(火)の朝刊まとめ
- 1Google Playの手数料めぐり英国で集団訴訟の審理開始──約2000万人を代表し10億ポンド超を請求
- 2Newzoo「F2Pは衰退していない」──総プレイ時間は横ばい、PCではガチャRPGが成長を牽引
- 3ブシロード、2026年6月期の研究開発費は45.8%減の8億1200万円──大型IPと多数のIPを組み合わせる戦略へ
- 4発売から3年超で同接が過去最高──『The Outlast Trials』、Steamの90%オフセールで9万人超
- 5きょうのSteam同時接続トップ5(2026年10月6日)──正式サービス開始の『AION 2』が3位に
海外Google Playの手数料めぐり英国で集団訴訟の審理開始──約2000万人を代表し10億ポンド超を請求
イギリスで、Google Playストアの手数料をめぐる集団訴訟の審理が始まります。PocketGamer.bizが報じています。消費者団体の代表を務めるLiz Coll氏が、イギリスの約2000万人の消費者と事業者を代表して起こしたもので、ロンドンの競争控訴審判所で審理されます。請求額は10億ポンド(約13億ドル)を超えます。
原告側は、Googleが支配的な立場を濫用し、アプリやアプリ内のデジタル購入、サブスクリプションに最大30%の手数料を開発者に課してきたと主張しています。さらに、そのコストが価格を通じて消費者に転嫁されたとしています。
対象となるのは、2015年10月1日から2026年7月31日までにイギリスのGoogle Playで行われた購入で、有料アプリ、ゲーム内アイテム、サブスクリプション、アップグレードなどが含まれます。審理は7週間の予定で、2026年11月20日まで続きます。条件に当てはまる消費者と事業者は自動的に原告に含まれ、費用の負担はありません。
イギリスでは9月に、アプリ開発者を対象とした別の集団訴訟で、Google Playをめぐる2億6000万ポンドの和解が承認されています。今回は消費者側からの訴えです。ストア手数料の妥当性をめぐる判断は、アプリ内課金で収益を上げる開発者の取り分にも影響しうるため、審理の行方が注目されます。
出典: PocketGamer.biz
海外Newzoo「F2Pは衰退していない」──総プレイ時間は横ばい、PCではガチャRPGが成長を牽引
調査会社のNewzooは、基本プレイ無料(F2P)ゲームに関する特集レポートを公表し、「F2Pは衰退していない」との見方を示しました。GamesIndustry.bizが報じています。分析の対象は、中国・インド・モバイルを除く37市場のPCと家庭用ゲーム機です。
レポートによると、全体のプレイ時間に占めるF2Pの割合は2021年から2025年にかけて2.9ポイント下がり29.3%となりましたが、プレイ時間の絶対量はほぼ横ばいでした。Newzooは、割合の低下は買い切り型のゲームやRobloxなど、ほかの分野が伸びたためだとしています。PCではF2Pのプレイ時間が増えた一方、家庭用ゲーム機では一部の既存の運営型タイトルを中心に減少しました。
成長の中心はガチャです。PCのガチャ型タイトルのプレイ時間は2021年から2025年に92%増え、8億6400万時間が上積みされました。PCと家庭用ゲーム機の主要なガチャ型タイトルは、2021年の3本から2025年には17本に増えています。PCでは、F2Pに占めるRPGの割合が5.3ポイント上がって14.3%となり、『鳴潮』『崩壊:スターレイル』『ゼンレスゾーンゼロ』の3作で計11億時間を上積みしました。
一方、PCと家庭用ゲーム機向けのF2P運営型タイトルの新作は、2020〜2022年の年平均21.3本から、2023〜2025年は14.7本へと31%減りました。開発コストとリスクの上昇、既存の強力なタイトルの存在が新規参入を難しくしているといいます。またNewzooは、ガチャ型タイトルの成長はプレイヤーの作品間の移動によるところが大きく、プレイ時間の伸びに見合うほど売上は伸びていないと指摘しています。
F2Pに新たに挑む開発者にとっては、遊ばれる時間を増やすことと、収益を上げることを分けて設計する必要性を示すデータと言えそうです。
国内ブシロード、2026年6月期の研究開発費は45.8%減の8億1200万円──大型IPと多数のIPを組み合わせる戦略へ
ブシロードの2026年6月期の研究開発費は、前の期から45.8%減って8億1200万円となりました。gamebizが報じています。2024年6月期は15億1300万円、2025年6月期は14億9800万円と、直近2年間は15億円前後の高い水準が続いていました。
同社の研究開発費は、2020年7月期の2000万円から増加に転じ、2022年6月期に4億100万円、2023年6月期に8億5300万円と拡大してきました。gamebizは、この間にトレーディングカードゲーム(TCG)や家庭用ゲームで大型タイトルへの投資を積極的に行ってきたことが背景にあるとし、2026年6月期の減少はその反動の側面が大きいと分析しています。
開発活動そのものが後退したわけではありません。2026年9月には『バンドリ!』の新作スマートフォン向けゲーム『バンドリ! アワーノーツ』をリリースしたほか、TCGでは『パルワールド オフィシャルカードゲーム』などを市場に投入しています。
同社は、IPをランク付けして成長を管理する「積層型」のIPビジネスモデルを掲げ、大型IPの育成と多数のIPの開発を組み合わせる方針を示しています。研究開発費の増減だけでなく、どのIPをどの規模まで育てるかという視点で見ると、企業の投資の狙いが読み取りやすくなります。
出典: gamebiz
開発者の目発売から3年超で同接が過去最高──『The Outlast Trials』、Steamの90%オフセールで9万人超
Red Barrelsが開発する協力型サバイバルホラー『The Outlast Trials』の、Steamでの同時接続プレイヤー数が9万人を超え、過去最高を大きく更新しました。AUTOMATONが報じています。これまでの最高は、正式リリース時の3万6689人でした。
本作は2023年5月にPC向けに早期アクセスを開始し、2024年3月に正式リリースされました。2026年3月時点の累計販売本数は950万本で、2024年7月からはシーズン制のアップデートが続いています。
急増のきっかけは、Steamで開催中のオータムセールとみられます。本作には過去最大となる90%オフが設定され、定価税込4500円が10月9日まで税込450円となっています。
人が集まらなければ楽しみにくいマルチプレイ作品にとって、大幅なセールは新しいプレイヤーを一度に呼び込む機会になります。継続的なアップデートで遊び続けられる土台を用意しておくことが、こうした機会を生かす前提になると言えそうです。
出典: AUTOMATON
きょうのSteamきょうのSteam同時接続トップ5(2026年10月6日)──正式サービス開始の『AION 2』が3位に
2026年10月6日朝時点のSteam同時接続プレイヤー数の上位5本は、以下のとおりです。1位はCounter-Strike 2で906,137人(当日ピーク1,140,811人)。2位はDota 2で664,948人(同826,202人)。3位はAION 2で373,840人(同397,905人)。4位はWARDOGSで180,061人(同241,399人)。5位はPUBG: BATTLEGROUNDSで171,714人(同612,531人)。
上位5本の合計は約229万7000人でした。前日の約254万5000人から約24万8000人減っています。Counter-Strike 2が約18万8000人、Dota 2が約8万6000人、PUBGが約4万9000人それぞれ減りました。
NCの新作MMORPG『AION 2』は正式サービスの開始を受けて上位5本に入り、いきなり3位となりました。前日5位のValheimは圏外に外れています。
出典: Steam
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