9月4日(金)の朝刊まとめ
- 1Tim Sweeney「1980年代以来、最悪のクラッシュ」──Epic Games CEOが業界の構造的危機に言及
- 2Cygames、中小規模特化の新ブランド「CygamesEdge」を設立──第1弾「崩落の国」は11月5日発売
- 3Apple、ATTフレームワークの運用をめぐり20億ポンド規模の集団訴訟に直面
- 4ヒット作から生まれるパブリッシャー──Aggro Crabがレーベル設立、インディーの循環が始まる
- 5きょうのSteam同時接続ランキング
海外Tim Sweeney「1980年代以来、最悪のクラッシュ」──Epic Games CEOが業界の構造的危機に言及
Epic GamesのCEOであるTim Sweeneyが、英国のゲーム誌Edge最新号のインタビューで「1980年代以来、最悪のクラッシュを経験している」と述べました。
Sweeneyが指摘するのは、開発費の高騰とヒット依存の構造です。大作タイトルに巨額を投じ、失敗すればスタジオ閉鎖やレイオフに直結する。この構造が業界全体を圧迫しています。
2025年から2026年にかけて、大手パブリッシャーによるスタジオ閉鎖やプロジェクト中止が相次いでいます。Sweeneyの発言は、業界内部でも危機認識が共有されていることを示すものです。
個人開発者にとっても他人事ではありません。業界全体の収縮はパブリッシャーの投資姿勢に影響し、資金調達やパブリッシング契約の条件が厳しくなる可能性があります。自力で収益を上げる力の重要性が増しています。
国内Cygames、中小規模特化の新ブランド「CygamesEdge」を設立──第1弾「崩落の国」は11月5日発売
Cygamesが、中小規模開発に特化した新ゲームブランド「CygamesEdge」の設立を発表しました。
CygamesEdgeは「中小規模開発ならではの自由な発想と機動力で、尖ったゲームを世界に届ける」をコンセプトに掲げています。大作中心のCygames本体とは異なる路線を走るブランドです。
第1弾タイトルは「崩落の国」。ドラマチック崩落アクションアドベンチャーと銘打たれ、2026年11月5日に発売が予定されています。PlayStation公式番組「State of Play」で発表されました。
大手パブリッシャーが「小さく作る」路線を別ブランドとして切り出す動きは、インディー市場の活況を裏づけています。個人開発者にとっては競合が増える一方、市場全体の拡大につながる追い風ともいえます。
出典: gamebiz
海外Apple、ATTフレームワークの運用をめぐり20億ポンド規模の集団訴訟に直面
Appleが、アプリトラッキング透明性(ATT)フレームワークの運用をめぐって20億ポンド(概算で約3700億円)規模の集団訴訟に直面しています。
ATTは2021年に導入された仕組みで、iOSアプリがユーザーの行動を追跡する際に明示的な許可を求めるものです。導入後、モバイル広告の効果測定やターゲティングの精度が大きく変わり、広告収益モデルに依存するアプリ開発者に広範な影響を与えました。
今回の訴訟では、ATTの実装がApple自身の広告プラットフォームを不当に有利にしているとの主張がなされています。ユーザーのプライバシー保護を名目にしながら、競合の広告事業者を排除する効果を持っているという指摘です。
モバイルゲームの収益は広告に依存する割合が大きく、ATTの行方はユーザー獲得コストに直結します。モバイル向けにリリースを検討している開発者は、プラットフォーム政策の動向を注視する必要があります。
開発者の目ヒット作から生まれるパブリッシャー──Aggro Crabがレーベル設立、インディーの循環が始まる
Another Crab's TreasureやPeakで知られるインディースタジオAggro Crabが、パブリッシングレーベルを立ち上げました。
対象とするのは「尖ったスタイルと態度のあるゲーム」。自分たちと近い感性を持つインディー開発者を支援する方針です。
ヒットを出したインディースタジオが次のインディーを支える側に回る。この循環が業界の中で回り始めています。thatgamecompanyがThatgamepublisherを立ち上げた動きも含め、開発者主導のエコシステム形成が進んでいます。
個人開発者にとっては、大手パブリッシャー以外の選択肢が増えることを意味します。作風や価値観を共有できるパートナーを見つけやすくなる流れは歓迎できるものです。
きょうのSteamきょうのSteam同時接続ランキング
1位 Counter-Strike 2(約96万人)、2位 Dota 2(約70万人)、3位 PUBG: BATTLEGROUNDS(約19万人)、4位 FiveM(約18万人)、5位 WARDOGS Playtest(約15万人)。
5位にWARDOGS Playtestがランクイン。無料のプレイテストが上位に食い込むケースは、コミュニティの関心度を測る指標としても注目されます。
出典: Steam
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