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朝刊まとめ2026-08-25

8月25日(火)の朝刊まとめ

全5話題・4:32音声版(MP3)
4:32

海外ゲームスタジオの96%がD2Cウェブストアを運営または計画中。プラットフォーム手数料回避の流れが業界標準に

最新の調査によると、ゲームスタジオの96%が自社のD2C(直接販売)ウェブストアを運営しているか、今後導入を計画しています。プラットフォーム手数料を回避し、プレイヤーとの直接的な関係を築く動きが業界全体に広がっています。

背景にあるのは、SteamやApp Storeなどの主要プラットフォームが徴収する30%前後の手数料です。Epic Games Storeが低手数料を武器に参入して以来、手数料の妥当性を問う声は年々大きくなっています。

大手パブリッシャーだけでなく、中小スタジオでもD2Cの導入が進んでいます。XsollaやFastSpringなどのツールが普及したことで、自社ストアの構築コストが下がり、小規模チームでも実装しやすい環境が整っています。

個人開発者にとっても、itch.ioやGumroadなどを活用したD2C販売は現実的な選択肢です。手数料の差分がそのまま利益に直結するため、メインの販売チャネルに加えてD2Cの導線を確保しておくことの意味は大きくなっています。

出典: GamesIndustry.biz

海外協力型釣りゲーム「How to Fish」、Steam発売2日で100万本突破。物理演算×マルチプレイのバイラル設計が奏功

Steamで発売された協力型の物理演算釣りゲーム「How to Fish」が、リリースからわずか2日で100万本の販売を達成しました。最大8人の協力プレイに対応し、SNSでのバイラルが初速を大きく後押ししています。

ゲームの特徴は「なんでもあり」の設計です。物理演算ベースの釣りが基本ですが、銃やギャンブルまで飛び出すカオスな展開が、実況配信やSNSでの拡散を促しています。

近年のSteamでは「Content Warning」「Supermarket Together」など、ユーモアのある協力プレイゲームが短期間で大きな売上を記録するパターンが繰り返し確認されています。How to Fishもこの流れの延長線上にあります。

個人開発者にとって参考になるのは「100万本」という数字そのものではなく、バイラルが発生する設計の構造です。実況映えするビジュアル、友人を巻き込む協力プレイ、予想を裏切る展開。この3要素が重なるとき、広告費なしでも初速が出る可能性があります。

出典: AUTOMATON

国内日本国内の「元PCゲーマー」は推計1170万人、年間1000億円の失われた市場。クラウドサービス「viviON GAMES」が8月26日に開始

日本国内でかつてPCゲームを遊んでいたが現在は離脱した「元PCゲーマー」が推計1170万人いるとの分析が出ています。失われた市場規模は年間1000億円と試算されています。

この層に向けて、viviON GAMESがスマートフォンでPCゲームを遊べるクラウドゲーミングサービスを8月26日に開始します。ハイスペックなPCを持たなくても、スマートフォンからPCゲームにアクセスできる環境を提供する狙いです。

クラウドゲーミングはGoogle Stadiaの撤退をはじめ、過去に複数の大型サービスが挑戦と撤退を繰り返してきた分野です。viviON GAMESが差別化のポイントとしているのは、「元ゲーマー」という具体的なターゲットの設定と、スマートフォンに特化した操作体験の最適化です。

個人開発者にとっては、自分のゲームがクラウド経由で新たなプレイヤーに届く可能性を意味します。今後の配信戦略を考える際に、クラウドプラットフォームへの対応も視野に入れておく価値があります。

出典: GameBusiness.jp

開発者の目「売り方」を自分で持つことの意味

スタジオの96%がD2Cストアを運営または計画しているというデータは、「プラットフォームに載せるだけ」の時代が終わりつつあることを示しています。販売チャネルを自前で持つことが、業界の標準になりつつあります。

How to Fishの成功が教えてくれるのは、ゲーム設計そのものが最強のマーケティングになりうるということです。実況映えする設計と協力プレイの組み合わせが、プラットフォームのアルゴリズムに依存しない自走力を生んでいます。

viviON GAMESのように、既存の市場を別の切り口で掘り起こすプラットフォームも登場しています。「自分のゲームがどの経路でプレイヤーに届くか」を複数の視点で考えることが、今の開発者に求められています。

作ることと同じくらい、届け方を設計する。プラットフォーム依存から脱却し、自分の導線を持つという考え方は、規模を問わずすべての開発者にとっての課題です。

きょうのSteamきょうのSteam同時接続ランキング

Steam同時接続トップ5は、1位Counter-Strike 2(約106万人)、2位Dota 2(約79万人)、3位PUBG: BATTLEGROUNDS(約20万人)、4位FiveM(約18万人)、5位Bongo Cat(約15万人)です。

Bongo Catが5位に浮上しました。猫がボンゴドラムを叩くリズムゲームが上位に入る展開は、Steamの多様性を象徴しています。

出典: Steam

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